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パラオ・コロール

世界一美しい海のダイビングスポットとして注目を浴びてきた、
南の海に浮かぶ小さな国、パラオ。
だがそこには未知の不思議とたくさんの魅力、そして、日本との深いつながりがあった。
「にっぽん丸」はこの楽園、パラオを訪れる。
※にっぽん丸「魅惑のミクロネシア・アイランドクルーズ」にて2004年7月寄港
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パラオ・コロール

バベルダオブ島の中部に位置するガラスマオの滝は、パラオの自然の陸におけるシンボル。コロールからボートで約1時間、やがて日本統治時代に活躍したボーキサイト運搬用ケーブル塔が残る桟橋に到着。そこから4WDの車に揺られることおおよそ15分。あたかもサファリツアーをしばし満喫する。

車を降りてめざす滝までは徒歩で30分。この行程はさながらジャングル・トレッキングの趣。岩肌の沢を下り、川の中を水に浸かりながら進み、ジャングルを抜ける。否が応でも秘境探険気分に満ちてくる。

汗まみれになりながら到達した滝は、幅・高さともに約20メートル。放射状に広がり、簾のように水が落ちる様は涼感たっぷりの情景。険しい道のり少し疲れた体を、芯から癒してくれるようだ。

ここの滝壷は浅いのが特徴。腰まで浸かれば滝の真下に入ることができる。

ここで午前中の空模様が嘘のように、陽が射し込んできた。さて、つかの間の南の島での精神修養にトライ。滝に打たれ始めると、体を囲むようにパッと円状の虹が浮かんだ。当然の現象なのだが、七色の帯は楽園パラオからのプレゼントに思えてならなかった。

ガラスマオの滝。この秘境を訪れる観光客はまだまだ少ない。ジャングルの中に見えるガラスマオの滝遠景。 滝に至る道のりは、ちょっとしたジャングル・トレッキングが楽しめる。
パラオの自然同様に素晴らしかったのが、ご当地に生きる日本人の人々。レストランFのご主人、ナポレオンフィッシュを捌いてくれたD亭のオーナーI氏、居酒屋TのO氏、現地ツーリストのTさんはじめみなさん。そしてガイド役を買っていただいたYさん。なかなか国内では出会うことのできない、本当に人間らしい笑顔と表情が印象的だった。きっとそれも楽園パラオの恩恵なのだろう。
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