バベルダオブ島の中部に位置するガラスマオの滝は、パラオの自然の陸におけるシンボル。コロールからボートで約1時間、やがて日本統治時代に活躍したボーキサイト運搬用ケーブル塔が残る桟橋に到着。そこから4WDの車に揺られることおおよそ15分。あたかもサファリツアーをしばし満喫する。
車を降りてめざす滝までは徒歩で30分。この行程はさながらジャングル・トレッキングの趣。岩肌の沢を下り、川の中を水に浸かりながら進み、ジャングルを抜ける。否が応でも秘境探険気分に満ちてくる。
汗まみれになりながら到達した滝は、幅・高さともに約20メートル。放射状に広がり、簾のように水が落ちる様は涼感たっぷりの情景。険しい道のり少し疲れた体を、芯から癒してくれるようだ。
ここの滝壷は浅いのが特徴。腰まで浸かれば滝の真下に入ることができる。
ここで午前中の空模様が嘘のように、陽が射し込んできた。さて、つかの間の南の島での精神修養にトライ。滝に打たれ始めると、体を囲むようにパッと円状の虹が浮かんだ。当然の現象なのだが、七色の帯は楽園パラオからのプレゼントに思えてならなかった。 |