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名実ともに日本最大の温泉王国・別府を見ずして温泉を語ることなかれ。そして別府や大人気の湯布院へのアクセスはフェリーが最適だ。
別府観光港からクルマを飛ばせば30分で湯布院にたどり着いてしまう。だけど、別府にせっかく来たのだ、あわてることはない。まずは九州横断道路沿いにある「ホテルサンバリー」へ。関西汽船でやってきたお客さんだけの特典「展望温泉+朝食バイキングのサービス(休憩室も用意してもらって1800円なり)」をゆっくり堪能しようではないか。眼下に広がる別府湾と先ほどまで乗っていたさんふらわあを眺めながらの朝風呂は実に清々しい。
真向かいにあるサンバリーアネックスでの朝食バイキングで腹ごしらえをしたら、いよいよドライブ開始!NHKが募集した「21世紀に残したい日本の風景」で富士山に次いで全国2位に輝いた別府温泉の湯けむりを「湯けむり展望台」から眺め、鉄輪温泉の地獄めぐりをどうぞ。入浴だけではない温泉の神秘を体感できる。ここから湯布院までは大分自動車道を利用する手もあるが、まずは九州横断道路をそのまま走ってほしい。青々とした緑におおわれた高原とそれを見下ろす由布岳の雄大な風景に車を止めずにはいられないから。
NHK朝の連続テレビ小説「風のハルカ」の舞台に選ばれたことで、ますます人気まった湯布院。細い道が多いので、クルマを駐車場に置いてぶらぶら散策するのが一番。辻馬車や人力車で風情のある町並みや田園風景のなかをめぐるのもいい。
湯布院から別府への途中には「城島後楽園ゆうえんち」、ちょっと足をのばせば「ハーモニーランド」と家族で楽しめるスポットがいっぱい。野生動物と触れ合いたいなら「アフリカンサファリ」がある。また、別府観光港と大分港沿いを走る国道10号線を南下すれば、いま話題のスポット「大分マリーンパレス水族館うみたまご」も近い。うみたまごと隣接する高崎山自然動物公園ではサルと遊ぼう。そして1泊2日の温泉三昧と盛りだくさんのスポット見学で疲れたら、帰路のフェリー展望風呂で一息つくのもいい。
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おこわも美味しかったが、鉱泉でくんだ水も絶品! |

フェリーで別府に来たからには「海地獄」にも行ってみたい。海地獄の98度の湯で茹で上げた温泉ゆでたまごと地獄の温泉水で蒸し、表面を焼き上げた地獄蒸し焼きプリンもご賞味あれ。 |
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別府温泉はスゴイ!それは平成15年3月末現在の環境省データであらわすとよくわかる。
*源泉孔数:2841孔で日本一
(2位は湯布院の837孔)
*一日の湧出量:13万7275キロリットル
(2位は湯布院の6万1529キロリットル)
そして泉質は地球上に存在する11種類のうち10種類をそなえている(別府にないのは放射能泉だけ)。つまり別府市内にある8つの温泉郷をすべてめぐればほとんどの種類の温泉を体験できるというわけだ。
さらにスゴイのが別府オリジナルの「温泉カルテ」だ。今年の5月24日から「温泉法施行規則の改正」が行われた。これは去年、一部の有名温泉で不当表示が問題になったことから全国の温泉に「加水・加温・循環の有無・入浴剤・消毒剤の使用」の4項目表示が義務付けられたものだ。ところが別府温泉の20余施設ではこれら4項目の他に、湯のつるつる感や味などの感覚評価(感覚評価は「温泉有識者」の中から選んだ温泉Gメンが行う)や浴槽内・源泉別の分析情報も掲載した「温泉カルテ」を自発的に掲示している。これは全国初の試みであり、いかに別府温泉が自信と誇りを持っているかわかるだろう。さあ、こんなスゴイ別府温泉に行かない手はないぞ! |
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行政上の地名は「湯布院町」。今年で30回を迎える夏のイベントは「湯布院映画祭」。ところがJRの駅名や観光総合事務所では「由布院」。いったいどちらが正しいの? 湯布院町ができたのは昭和30年、当時の由布院町と湯平村が合併したことによる。湯平の湯と由布院の布院を合わせたのだ。そしてもともと由布院町があったところの地名は由布院として残った。由布院の「ゆふ」は万葉集など古代の文献にも登場する由緒ある地名であり、また湯布院といえばいかにも温泉地を連想させる。だから人によって使い分けられ、どちらも正しいというのが解答になるだろう。ちなみに平成17年の10月1日に湯布院町・挟間(はさま)町・庄内町が合併して「由布市」となった。 |
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