九州に温泉は数あれど、個性派ぞろいの鹿児島を忘れてはいけない。自分だけの名湯を探しに、温泉ブームに「湧く」大隅と薩摩を車でひと巡りしてみよう。
最近は県内各地に足湯や立ち寄り湯がオープン。特に大隅半島には、良質な温泉に気軽に入浴できて、しかも食事がおいしいと3拍子揃った立ち寄り湯が至るところに。
鹿児島の「東の玄関口」志布志港。朝9時前にフェリーを下りたら、まずは国道220号を都井岬方面に北上。10分ほどで志布志港に一番近い温泉リゾート「国民宿舎ボルベリアダグリ」に到着する。ダグリ岬の山頂だけあって眺望は最高。続いて国道220号を南下、安楽川を渡った尚志館高校前の交差点を右折して約5分で「蓬の郷」に。ここでは生産量日本一を誇る有明産うなぎを、ぜひ味わってほしい。
志布志から国道220号を南下して大崎町に入ると、海岸沿いに「くにの松原」が見えてくる。10kmの海岸線に100万本の黒松が林立する白砂青松の景勝地。道の駅「あすぱる大崎」から国道448号に道を変えると、内之浦の鹿児島宇宙空間観測所や佐多岬方面に。国道220号をそのまま進むと鹿屋市へ。鹿屋航空基地資料館などの施設が点在する。
鹿屋から国道220号を垂水方向に進むと、錦江湾が眼前に広がる。垂水市役所近くの「十五郎そば」で弘法大師ゆかりの名物そばを堪能。さらに20分ほど北上すると、道の駅「たるみず」に到着。「湯っ足り館」は、全長60mという「日本一長い足湯」が大盛況。のんびり湯に浸かりながら、桜島を眺めていると時間が経つのも忘れそう。ここまでの道中で、そろそろ日没。
国道220号を北上して、国分ICから東九州道、九州自動車道と乗り継げば約50分で鹿児島市へ。さらに指宿スカイラインを経て谷山ICから県道219号線を下れば砂むしで有名な「指宿温泉街」まで約40分。
国分ICを横目に国道10号線(日向街道)を選択。「広瀬西」で県道60号線に入れば約50分で「霧島神宮温泉郷」。10号線で天降川を渡った先の「223入口」で右折、国道223号線(かごしまロマン街道=緑の回廊・霧島ライン)を北上すれば、新川渓谷(約50分)、霧島温泉郷(約80分)へ。さて今晩はどこに泊まろうか。ここから先は、あなたならではの旅を続けてみてはいかがでしょう。
自家用車ではなくレンタカーを希望される方は、フェリー予約時に相談を(志布志中央レンタカー、電話0120-73-2419)。

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| 県内の利用源泉数は1,778(2004年3月末時点)で大分県に次ぐ全国2位。代表格は霧島連山の霧島温泉郷と薩摩半島の指宿。今回は個人旅行ならではの、こだわりの温泉を紹介したい。霧島を代表する丸尾、硫黄谷、霧島神宮、新谷渓谷(妙見)、指宿の「砂むし」と最近話題を呼んでいる家族風呂をピックアップ。 |
【さくらさくら温泉】

霧島神宮温泉郷の閑静な別荘地にたたずむ女性に人気の温泉宿。立ち寄りもできる露天風呂「さくら湯」の天然泥湯が有名。
鹿児島県姶良郡霧島町田口2324-7
TEL:0995-57-1227
日帰り入浴大人500円
(6時〜9時、10時〜20時) |
【霧島ホテル】

霧島温泉郷に来たらココははずせない。慶応2年(1866年)創業の老舗で、かの坂本龍馬が新婚旅行(日本初!)で訪ねた名湯。硫黄谷庭園大浴場では、27の源泉より湧出する豊富な湯量と4種(硫黄泉・塩類泉・みょうばん泉・鉄泉)の泉質を楽しむことができる。
鹿児島県姶良郡牧園町高千穂3948
TEL:0995-78-2121
日帰り入浴大人1,000円
(11時〜19時) |
【摘み草の宿
こまつ】

霧島温泉郷の中心地、丸尾にある6室だけの隠れ宿。「芹」や「蓬」など摘み草の名を冠した各部屋に、趣の異なる調度の内湯と露天風呂。
鹿児島県姶良郡牧園町高千穂3908
TEL:0995-78-2557
※宿泊のみ入浴可 |
【妙見石原荘】

新谷渓谷温泉郷のひとつ、妙見の名旅館。天降川(あもり)のせせらぎを間近に感じる「椋の木」「川畔」2カ所の露天風呂は秘湯の趣き。
鹿児島県姶良郡隼人町嘉例川4376
TEL:0995-77-2111
日帰り入浴大人1,200円
(9時〜15時) |
【家族温泉
野の香】

8室ある御湯部屋の露天風呂にこだわりアリ。日本に1人しかいない焼酎の蒸留樽職人が製作した「恵の湯」が特におすすめ。
鹿児島県指宿市東方834-1
TEL:0993-22-4888
一室一時間1500円
(10時〜23時) |
【砂むし会館
砂楽】

世界で唯一の天然砂むし温泉。海岸に自然湧出する砂風呂が有名。約50度の砂をかけて10分前後で血液循環が活発に。
鹿児島県指宿市湯の浜5-25-18
TEL:10993-23-3900
入浴料大人900円
(8時30分〜21時) |
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【あすぱる大崎】
3室ある家族風呂(バリアフリー1室あり)人気の志布志産黒豚を使ったとんかつ定食が1,200円!食事休憩にも便利。
鹿児島県曽於郡大崎町神領2419
TEL:099-471-6666
入浴料大人300円
(日帰朝風呂6時30分〜8時30分、通常営業10時〜23時) |
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【国民宿舎 ボルベリア・ダグリ】
展望浴場からは志布志湾を一望。夕日を背に出航する「さんふらわあ」を眺めるのも至福の時間。
鹿児島県曽於郡志布志町夏井203
TEL:0994-72-1478
入浴料大人500円
(営業時間10時〜23時) |
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【蓬の郷】
湯量が豊富で清潔感あふれる冷泉が特徴。「お櫃まぶし」(2,100円)をレストランで。お弁当「夫婦膳」(お櫃まぶしと蒲焼のセット、1,260円)もおすすめ。
鹿児島県志布志市有明町蓬原351-3
TEL:099-475-2626
入浴料大人300円(6時30分〜22時) |
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【湯っ足り館】
日本一の足湯は220人が一度に入浴できる(ギネスブックに申請中)。鹿児島で希少な天然ラドンの露天風呂も自慢。おすすめは一番人気の「びわソフト」(250円)。
鹿児島県垂水市牛根麓1038-1
TEL:0994-34-2237
足湯無料 入浴料大人330円
(10時〜21時) |
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蔵元120社・銘柄500個以上といわれる焼酎が有名。でも車やバイクで訪ねたら、地元の名物・食材を味わう「薩摩食道楽の旅」を満喫しよう。 |
■黒酢

健康食品ブームの最近にあって、特に脚光を浴びているのが「黒酢」。3回目のブームといわれるだけあって、生産地の鹿児島では、黒酢の工場見学が人気を呼んでいる。
「薩摩黒酢屋」では壺造りから常時7,000本が設置されている発酵管理ハウスなどを見学、試飲もできる。
【薩摩黒酢屋】

鹿児島県国分市姫城3080-1
TEL:0120-033-962
営業時間9時〜17時
「薩摩黒酢屋」に併設されているブルワリーレストラン「ブルーメンブロイ」は、本場ドイツの製造法のこだわった地ビールが自慢。さらに自家農園で採れた無農薬総菜に加えて、「スローフードを前面に出した地元産品を提供します」。
【ブルーメンブロイ】
TEL:0995-47-3333
営業時間11時〜15時、17時〜22時 |
■さつまあげ&かるかん

鹿児島土産といえば、「さつまあげ」と「かるかん」。その両方の製造過程を見学したあとに試食もできてしまうのが、昭和製菓が運営する薩摩庵七ツ島工場。新鮮な魚肉のすり身に自然薯を加えて揚げる「さつまあげ」は、焼酎のアテにも最高。「小菊かるかん」は、霧島山麓に自生する自然薯と米粉、砂糖だけで蒸しあげた滋養たっぷりの代表銘菓。
【薩摩庵七ツ島工場】
鹿児島市七ツ島1-1-22
TEL:099-262-2020
営業時間8時30分〜17時30分
(鹿児島空港前にある「西郷公園」<鹿児島県姶良郡溝辺町麓856-1、電話0995-58-3153>も昭和製菓が運営) |
【町営そうめん流し】

(唐船峡公園休憩施設)
鹿児島県指宿市開聞町十町5967
TEL:0993-32-2143
営業時間8時30分〜17時30分
(夏休み期間中は19時30分まで営業) |
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