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さんふらわあ ふらので行く富良野

〜ぬくもりのある大地へ〜 さんふらわあ ふらので行く富良野
2007年1月、大洗〜苫小牧の北海道航路にニューフェイス「さんふらわあ ふらの」が登場した。船名にもなった「ふらの(富良野)」とは、どんなところなのか。富良野と聞いてまず思い浮かべるのは広い草原一面に咲き誇るラベンダー。あるいは20年以上にわたって放映されたテレビドラマ「北の国から」に登場した大地。でも、それだけが富良野の魅力ではないという。さっそくデビューしたての「さんふらわあ ふらの」で訪れてみた。
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富良野


富良野演劇工場
倉本さんが「創造役」のまさに日本一の劇場
北海道富良野市中御料
TEL:0167-39-0333
営業時間:10:00〜17:00 無休
(12/30〜1/3は休館)

「北の国から」と富良野塾は、演劇という種をまいた。そして地元に立派な劇場を!と立ち上がった富良野の人々が全国初の認証NPO法人「ふらの演劇工房」を結成、これまた日本初の公設民営劇場「富良野演劇工場」をつくった。工場は登録人数130名の市民ボランティアと有給スタッフ4人・理事10人で運営されている。

「ここは使う側の利便性を考えた、日本一の劇場です。実際に一流の役者さんからここでやりたいという申し出がひっきりなしです」 と、「工場長」の太田竜介さん。太田さんの夢は「北の国から」をきっかけに芽生えた演劇を富良野に根づかせ、将来は全国の劇団が集まる「演劇の甲子園」をここで開催したいという壮大なものだ。ちなみに2007年6月から7月中旬にかけて富良野塾生によるロングラン公演「ニングル」が行われた。「ニングル」とは倉本さんの同名著書に登場する、昔から北海道に住む身長15センチくらいの「森の知恵者」のことだ。

新富良野プリンスホテルに隣接して、倉本さんがプロデュースしたニングルテラスという、ひとつの村がある。それぞれ個性的な15のログハウス店舗とコーヒーハウス、クラフト工房からなる。クラフト工房「ニングルアトリエ」ではクラフト教室も開かれ、誰でも参加できる(要予約)。

新富良野プリンスホテル内

北海道富良野市中御料 TEL:0167-22-1111

ニングルテラス

富良野にしかない商品と体験が手に入る
営業時間:5〜10月、12〜3月の12:00〜21:00
(7・8月は9:00〜21:00)

富良野塾OB 高木誠さん 1時間で人形1体をつくる名クラフトマンだ 木人形のオーケストラ

枯れ木や流木を集め、作られた作品!
まったく同じ形は二つとありません。
※ニングルテラス
「富良野塾の店・森の楽団」にて販売

Soh's BAR(ソーズバー)

愛煙家のための大人の隠れ家は
倉本ワールド!
営業時間:19:00〜24:00 無休

珈琲森の時計

ドラマ「優しい時間」の舞台となった人気の喫茶店
営業時間:10:00〜21:00 無休

買うだけでなく、つくることに参加でき、緑に囲まれたテラスを散策できる。これこそ倉本さんが「北の国から」を通して訴えてきたことがはっきりと具現化された空間なのではないか。

「北の国から」は富良野では現在進行形のドラマであり、また未来なのだ。

ミニコラム  解説:倉本聰の世界@富良野

「北の国から」
富良野を舞台に黒板家と彼らをとりまく人々を描いたテレビドラマ。倉本聰脚本。1981年秋に連続ドラマとしてスタート、83年の「冬」から2002年の「遺言」までスペシャルとして2〜3年おきに放映された。

「優しい時間」
倉本聰が再び富良野を舞台にした作品。2005年1〜3月にフジテレビ系で放送。舞台となった喫茶店「森の時計」カウンター席で、ミルでコーヒー豆をひくシーンを再現したいというお客さんがなお後を絶たない。

「富良野塾」
倉本聰が84年に富良野郊外に創設した、若手脚本家と俳優を養成するための塾。受講料は無料だが生活費は地元の農協の協力を得て畑仕事を手伝わせることで稼ぎ出すなどユニークな養成術で知られる。

(テキスト 金丸知好)

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